【家賃は手取りの3分の1までの嘘】住みたい部屋に住むのが一番!

一人暮らしの始め方
実家ぐらしの人
実家ぐらしの人

「一人暮らしの家賃は手取りの3分の1以下が適正って聞くけどホント?」
「家賃が安いと部屋も古いし何かと不便」

こういった悩みにお答えします。

一人暮らしで部屋を借りるときは多くの方が家賃をメインに考えますよね。

「家賃は手取りの3分の1まで」と昔からよく言われていて、それを信じて本当は住みたい家に住むことを我慢したり、駅から遠いところに部屋を借りている方が多いです。

しかし本当に「家賃は手取りの3分の1まで」は正しいのでしょうか。

家賃のことばかり考えてしまい、不便な生活を強いられていないでしょうか。

そこで今回は「家賃は手取りの3分の1まで」にする必要はないことについて解説していきたいと思います。

目次

多少無理してでも駅の近くに部屋を借りたほうがいい理由

家賃が安いと駅から遠いことが多いですよね。

しかし仕事で疲れているのに、駅から家まで30分もかかっていては、家に帰っても通勤だけで疲れてしまい、自分のやりたいことができません。

仕事の勉強や自分の興味のあること、趣味に時間を割くことができなければ、仕事でいい結果を残すこともできませんし、楽しい一人暮らしを送ることもできませんよね。

駅から近いところに部屋を借りることができれば全て解消されます。

仕事から帰っても勉強や趣味に時間を費やす元気が残りますから、仕事も上手くいったり、自分の趣味を楽しめたりといいことばかりです。

家賃をできるだけ抑えて貯金をすることももちろん大事ですが、自分の趣味にすら打ち込めなければ生活を楽しむことはできません。

生活が楽しくなければ、精神的にもよくないですし、仕事に悪い影響がでます。

仕事やプライベートを充実させるためにも駅から近い場所に部屋を借りることは重要です。

駅近に住むべし!と声を大にしていいましたが、駅近以外にも一人暮らしの部屋を借りるときには、周りの環境を重視すべきです。

前回の記事でも一人暮らしの部屋を探すときのポイントをお伝えしましたが、一人暮らしを充実させるためには、家賃だけに囚われてはいけません。

生活が不便にならないか、勉強や趣味の時間をしっかりと作れる環境かを意識して部屋を探しましょう。

僕は大学生のとき駅からかなり離れた場所に家を借りていました。

もちろん、学生だったので親に家賃を出してもらっていましたから、家賃はできるだけ抑える必要がありました。

家賃はかなり安かった気がしますが、安さの秘密は駅からかなり遠かったからですね。

徒歩20~30分ぐらいだったと思います。

大学生のときは、まだ体力もあり、ある程度自由でしたから、そこまで気になりませんでしたが、社会人になり、決まった時間に出社するとなると、遅刻もできません。

出社時間をある程度コントロールするためには、駅から近い場所に部屋を借りた方がいいと思います。

ちょっと寝坊しても駅から近ければ遅刻することはありませんよね。

実際に僕もちょっとした寝坊をすることがよくありますが、今の家が駅から近いおかげで電車に乗り遅れることもありませんし、ちょっと寝坊しても間に合うという安心感を得ることができました。

僕が今の家を選ぶときに一番重要視したのは、家賃よりも駅からの近さだったと思います。

【ネットに騙されるな】家賃は手取りの3分の1以上でも大丈夫な訳

「家賃は手取りの3分の1まで」とよく言われますが本当でしょうか。

ちなみに僕が社会人になって初めて借りた部屋の家賃は45%でした。

一人暮らしの人
一人暮らしの人

え、生活できるの?

貯金できなくない?

実家ぐらしの人
実家ぐらしの人

と思われる方もいるでしょう。

しかし、しっかりと生活できていますし、貯金もできています。

もちろん家賃を抑えれば貯金できる金額も増えたと思いますし、毎日銀行口座の預金残高とにらめっこすることもなかったでしょう。

家賃を少し高めに設定することには次のメリットがあります。

①一人暮らしの部屋探しの選択肢が広がる。

②仕事を頑張ることができる。

③生活費を気にするようになる。

①一人暮らしの部屋探しの選択肢が広がる。

一人暮らしの部屋探しでは希望の家賃を不動産会社に伝えますよね。

最初から手取りの3分の1以下で設定していては、選択肢が狭くなり、ちょっと背伸びすればとてもいい家を紹介してもらえたのに、家賃設定を低くしてしまったばっかりに紹介してもらえない・・・ということにもなりかねません。

家賃設定を少し高めにしておくことで、駅近の物件や周りにお店がたくさんあって便利な場所を紹介してもらえる可能性が高くなります。

一人暮らしの部屋探しで家賃の上限を不動産会社に伝えるときは少し高めに設定しましょう。

ここで家賃を無制限にあげてしまうと、部屋を借りるときの審査に通らなくなってしまうため、高くても手取りの40~45%ぐらいにしておくことをオススメします。

僕もネットの情報を元に最初は手取りの3分の1程度を条件にしていましたが、いい部屋が見つかりませんでした。

そこで家賃の条件を少し高めに設定したところ、駅近で綺麗な部屋に出会うことができましたよ!

もちろん、不動産会社の審査も問題なく通過することができました。

よくネットでは「手取りの3分の1以下じゃないと審査に通過しない!」と書かれていることがありますが、実際は違います。

確かに不動産会社によっては審査で不合格になる場合もありますが、不動産会社を変えることで審査に通過することは可能だと思います。

②仕事を頑張ることができる。

家賃を高めに設定しても大丈夫な理由はズバリ「昇給」です。

会社に勤めていれば年に1~2回給与改定がありますよね。

つまり給料は年々上がっていくのです。

一人暮らしを始めたときは手取りの45%だったとしても、数年すれば手取りの3分の1以下になっていることでしょう。

引っ越しにはお金がかかりますから、給料が上がるたびに手取りの3分の1以下の家を探していては、毎年多額の出費をしなければならないことにもなりかねません。

最初に自分が住みたいと思ったところに、ちょっとでも無理して住んで昇給すればいつのまにか適正な家賃になっていますから、最初は多少無理してでも駅近や周りの環境で部屋を探した方がいいです。

また給与改定の査定でいい評価をもらうために仕事を頑張ることにも繋がるため、無理して少し高いところに部屋を借りた方が仕事にもいい影響がでますよ。

一人暮らしの人
一人暮らしの人
全然給料上がらないんだけど・・・

と悩んでいる方は「転職」を考えてみてもいいかもしれません。

適正な給料が支払われていない可能性もありますから、転職サイトや転職エージェントを使って自分の市場価値を調べてみるのがいいでしょう。

 

③生活費を気にするようになる。

家賃が安すぎて、生活費に余裕ができると、自分が欲しいものをあれこれ買ってしまう可能性が高いです。

ボーナスが入ったらちょっと高いものを買ったりする方も多いですよね。

お金に少し余裕ができると人は物欲を満たそうとしてしまうものなのです。

これが家賃が高く、日々の生活費を気にする生活をしていれば、家計簿をしっかりとつけたり、日々の出費を気にするようにもなりますから、欲しいものがあっても我慢することができますし、お金の管理をちゃんとするようになります。

若いうちからお金の管理ができるようになれば、出世や転職で年収が大幅に上がっても生活水準を無理に上げようとしませんから、後々楽になります。

家賃を高めに設定することでお金の管理をすることを学びましょう。

住みたい部屋に住んだ方が幸せ

自分が住みたくもない家に住むのは辛いですよね。

家賃が足枷となって、本当は別の家に住みたかったのに、我慢して安くて不便な家に住んでいては日々ストレスを感じてしまいます。

もちろん我慢することは大事ですが、毎日生活する家だとストレスを解消することもできませんし、ストレスが溜まって仕事やプライベートに影響がでることも避けられません。

一人暮らしの部屋はとても重要です。

たくさんお金をもっている方なら気に入らなかったらすぐに引っ越せばいいですが、一般的なサラリーマンだと頻繁に引っ越すこともできないですよね。

ストレスを感じず、毎日帰るのが楽しみになるような部屋に住むことをオススメします。

そのためにも家賃は少し高めに設定して部屋を探しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「家賃は手取りの3分の1以下」という神話の真偽について解説しましたが、一番重要なのは「住みたい家に住む」ことです。

家賃が安くてもいい部屋はありますし、自分の工夫次第で安い部屋を快適な部屋に変えることも不可能ではありません。

しかし家賃ばかりに気を取られていると、不便な部屋ばかり紹介されてしまい、選択肢が狭くなってしまいます。

選択肢を広げるためにも家賃ばかりに気を取られず、自分が住みたい部屋を探すことを心がけましょう!

タイトルとURLをコピーしました