一人暮らしをしていると、親が家に来ることもあるのではないでしょうか。
一人暮らしで住んでいる家が実家から近ければ、週1回以上親が家に来るなんて人もいるかもしれませんね。
せっかく一人暮らしをしているのになんで親が家に来るの?
一人暮らしをしてるんだから、誰にも邪魔されたくない・・・
と悩んでいる一人暮らしの方もいるのではないでしょうか。
なぜ親は一人暮らしをしている家に来るのでしょうか?
親の気持ちを知ることができれば、親が一人暮らしをしている家に来ることがあっても受け入れられるかもしれません。
一方で一人暮らしをしている子供が親が家に来ることを嫌がる理由がわかれば、親御さんも子供のことを考えて家に行くことをやめるかもしれませんよね。
・一人暮らしの家に親が来る理由
・一人暮らしをしている子供が親が家に来ることを嫌がるワケ・一人暮らしをしている子供の家に行くときの注意点
せっかくの親子ですから、円満な関係を築きたいですよね。
干渉しすぎないことが親子のいい関係を保つ秘訣ですよ。
これから一人暮らしをする方や親御さんの参考にもなれば幸いです。
これから一人暮らしをはじめよう!としている方にはこちらの記事もおすすめです!
目次
一人暮らしの家に親が来る理由
せっかく一人暮らしをしているのになぜ親が来るのでしょうか。
実家から離れた場所で暮らしていても、何かと理由をつけて一人暮らしをしている家に来る親は意外と多いです。
特に大学生だと、まだ親の援助が必要ですから、「料理してあげるから」「必要なもの買っていくね」と言われたらなかなか断りずらいですよね。
大学生だと初めて一人暮らしを始める方も多いですから、親も心配になります。
でも心配だからという理由だけで一人暮らしの家に来られても困りますよね。
大学生だとある程度自立していますから、自分でなんとか生活することはできますし、バイトやサークルに勉強と忙しいですから、親のために時間を割いている余裕もありません。
しかし親が一人暮らしをしている家に来るのにはちゃんと理由がありますよ。
①勉強やバイトなど子供がしっかり頑張っているか様子をみるため
大学生だと時間を自由に使うことができますから、自分の好きなことに時間を使ったり、大学の授業には行かずに趣味に打ち込んだりしている方も多いのではないでしょうか。
しかし学費は一部の方を除いて自分で払っているわけではありません。
親御さんが学費をだしてくれるから、大学生活を楽しめているわけです。
せっかくお金をだしてあげているのに、子供が大学に行かずにだらだらと生活していたらどうでしょうか。
自分が親になったときを考えてみて下さい。
せっかく学費を出しているのに遊んでばっかりで何をしているんだ!
という気持ちになりませんか?
大学は自由ですが、社会人になるための知識やマナーを身につける大切な時間です。
一人暮らしは将来のためにしているわけですから、遊んでばかりいてはいけません。
親は一人暮らしをしている子供がしっかりと社会人になれるか心配で仕方がないのです。
自分の子供が将来のためにしっかり勉強やバイトなどをやっているかみるため
②体調が悪くないか、お金があるか心配しているため
いくら一人暮らしをしていても、大学生であれば自分一人で生活することは難しいですし、新卒の社会人であってもまだまだ給料が少ないですよね。
そんなとき一番頼りになるのはやはり自分の親ですよね。
親も自分の子供が病気になっていないか、ちゃんとご飯を食べているのか心配しています。
一人暮らしだと、病気になっても助けてくれる人はいませんし、自分で病院に行くこともできないことだってあります。
子供が病気になって家で寝込んでいないかを確認するために親は家に来ています。
また、お金がなくて食べることを我慢していたり、買う必要があるものなのにお金がなくて買えなかったりすることもありますよね。
当然ですが、お金は知らない人からもらうことはできませんし、自分で一定額を稼ぐには時間がかかります。
そんなとき自分の親であれば無償で援助してくれますし、親も自分の子供が困っていたら助けてあげようという気持ちになりますよね。
お金がないことは家の中をみたり、冷蔵庫の中を確認すればすぐにわかります。
一人暮らしの家に親が来るのはお金に困っていないかを確認するためかもしれません。
・子供が病気になっていないか確認するため
・食費等のお金に困っていないか確認するため
③危ないことをしていないか監視するため
大学生だと特に怪しいビジネスにハマってしまったり、お金を稼ぐために危ないことをする可能性もあります。
一人暮らしだと周りに止めてくれる人もいませんから、善悪の区別がつきにくく自分がしていることが悪いことだと気づかない可能性もありますよね。
怪しいビジネスにハマったり、何か危ないことをしていると、どうしても家の中に関係するものがあったり、表情がおかしかったりします。
親は意外と自分の子供のことをよく見ているものです。
以前と違うものを持っていたり、表情が少し違うだけで、「あれ?おかしいな?」と感じることでしょう。
一人暮らしの家に親が来るのは、自分の子供には全うに生きて欲しいと考えていますから、何か危ないことをしていないかを確認するためかもしれません。
親御さんに心配をかけないように情報を取捨選択していきましょう。
子供が危ないビジネスなどにハマっていないかを監視するため
一人暮らしをしている子供が家に親が来ることに対して感じていること
一人暮らしの家に親が来る理由がわかっていただけたでしょうか。
親は自分の子供を人一倍心配しています。
親御さんの気持ちもわかってあげて下さい。
ではそんな一人暮らしの人は親が家に来ることをどう思っているのでしょうか。
めんどくさい?ほっといて?うざい?
一人暮らしだと、一人でいる時間の方が長いですから寂しいと感じる方も多いですよね。
そんなときに親が家に来ると、嬉しい反面、せっかく一人暮らしを満喫しているのだからほっといて欲しいと考えている方もいるのではないでしょうか。
一人暮らしをしている人は親が来ることに対して、嬉しいという感情とうっとおしいという感情を持っています。
適度な頻度で一人暮らしの家に行くことは問題ないですが、あまりに頻繁に家に行くと、かえって「うっとおしい、邪魔しないで」と感じることが多くなるかもしれません。
一人暮らしをしている子供の家に行くときはあまり頻繁に行かずに、数ヶ月に1回や一年に1回程度にするのがいいですよ。
また、一人暮らしが長くなれば、一人で生活する術を身につけていますから、一人暮らしが長い子供の家に行くことはよっぽどのことでない限りやめた方がいいでしょう。
たまたま出張等で子供が暮らしている場所に行くときは、近くでご飯を食べて、近況を聞いてみるのがおすすめです。
一人暮らしの人は自分のことを話したくて、うずうずしています。
話を聞いてあげるだけで、親子の関係がうまくいきますよ!
あ、そうそう質問責めはやめましょう。
子供にだってプライバシーがありますから、あったことを全部話したいわけではありません。
適度に一人暮らしの家に行き、適度の話を聞いてあげるのは結構難しいですが、自分の子供のことを思えばなんてことないですよね。
もう邪魔しないで!親が一人暮らしをしている子供の家に行くときの注意点
一人暮らしの家に親が来ることは、嬉しい反面、行き過ぎるとうっとおしいと感じている人が多いです。
でもやっぱり心配だから家に行きたい!と考えている親御さんもいるはず。
そんな方のために、一人暮らしのしている子供の家に行くときの注意点を解説します。
①一人暮らしの家に行くときは必ず連絡する
一人暮らしの家にいきなり押しかけてはいけません。
一人暮らしをしている人は忙しいのです。
大学や仕事だけでなく、買い物に行ったり、家事をしたりしなきゃいけないわけですから、大学や仕事が休みの日であっても暇ではありません。
そんなときに連絡もなくいきなり親が来れば「帰ってよ!」と言いたくなりますよね。
また、一人暮らしの場合、何かあったときに備えて合鍵を親に渡している人も多いかもしれませんね。
しかし合鍵をもっているからといって勝手に家に入ってはいけません。
自分の子供であっても、自分の物ではありません。
子供にもプライバシーがあります。
見られたくないものもありますし、勝手に掃除されて必要だったものを捨てられたりすると誰だって怒りますよね。
一人暮らしの家に行くときは必ず連絡しましょう。
連絡するといっても「明日行くから!」と子供の都合も聞かない一方的な連絡はダメですよ。
「来週東京行くんだけど、空いてる日ある?家見に行ってもいい?」
ぐらいの感じで予定を聞き、あわせて家に行くことも伝えるのがベストでしょう。
②むやみに家にあるものをいじらない
一人暮らしの家に親が来るときに、一番よくあるのは、掃除をしてくれることだと思います。
特に一人暮らしの男性は掃除をあまりしませんから、親が代わりに掃除をしてくれると嬉しいですよね。
しかし一人暮らしの家は、散らかっているようで散らかっていません笑。
その辺に落ちているようにみえても、そこが定位置かもしれませんし、一見ゴミのように見えるものでもその人にとっては大切なものかもしれません。
特に掃除するときは、捨てていいものなのか、動かしていいものなのかを確認しましょう。
掃除するのはいいことですが、行き過ぎるとかえって親子の関係が悪化することにもなりかねません。
③長居はしない
一人暮らしの家に親が来るときは、小一時間ぐらいで帰るものだと思っています。
それなのに、半日や一日中家に居座られては、自分の好きなこともできませんし、せっかく遊びに行こうとしていたのに予定をキャンセルしなくてはいけなくなるかもしれませんよね。
一人暮らしの家に行くときは、そこまで長居することを想定していないことを覚えておきましょう。
ご自身も、自分の両親や旦那さんのご両親が家にずっといると嫌ですよね。
一人暮らしの子供も同じです。
一人暮らしの家にいるときは、掃除や料理を早く終わらせて、子供の近況を聞き、長居せずに帰るのがベストです。
一人暮らしの家に親が来ることをやめさせる方法
やっぱり親には家に来て欲しくない
と悩んでいる一人暮らしの方もいますよね。
一人暮らしの家に親が来ないようにするにはどうすれば良いでしょうか。
①定期的に連絡をとる
親が一人暮らしの家に来るのは、子供が心配だからということをお話しました。
家に来る理由が心配しているからだとすると、心配させなければいいですよね。
そのためには、自分が今何をしているのか、どういう生活をしているのかを定期的に報告するのがいいでしょう。
今はLINEやSkypeですぐ連絡がとれますから、少し手が空いた時間に連絡してみるのがいいですね。
いつになっても子供からの連絡は嬉しいものです。
逆に連絡が一切ないと、自分の子供に何かあったんじゃないかと心配して勝手に一人暮らしの家に来てしまう可能性があります。
一人暮らしの家に親が来るのをやめさせるには、定期的に連絡をとることが効果的です。
②夏休みや年末は実家に帰省する
子供の顔を見たいという親御さんもいますよね。
連絡だけだと、声は聞けても顔は見れませんから、子供の顔を見るために一人暮らしの家に来てしまうかもしれません。
顔を見せるためには夏休みや年末のまとまった休みのときに実家に帰省するのが一番です。
一年に1回でも実家に帰省して親に顔を見せれば、親も安心しますから、一人暮らしの家に勝手に来るなんてことはなくなるでしょう。
③はっきり言う
連絡もとっているし、実家にも帰ってるのに親が来る・・・
という方ははっきり言うしかありません。
連絡も定期的にしていて、一年に1回は実家に帰省しているのに、一人暮らしの家に来る親御さんはよっぽどあなたのことが好きなのでしょう。
喜ばしいことではありますが、一人暮らしだとやはり一人の時間を大切にしたいですよね。
一人暮らしの家に親が来ることをやめさせるには、やっぱりハッキリ言うことが一番効果的かもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
一人暮らしの家に親が来る理由や一人暮らしの子供が家に親が来ることについてどう思っているのかを少しでもわかってもらえれば、親が勝手に一人暮らしの家に押しかけてくることも少なくなります。
一人暮らしの家に親が勝手に来ることでトラブルに発展する可能性もありますから、親子関係を円満にするためにもお互いにコミュニケーションをとることが大切です。
親子の仲を円満に保つきっかけになれば幸いです。